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言葉
秋悲し 法聞く人も 説く我も
句仏上人の俳句

解説
「秋悲し」
19歳の肺病を患った女性が病気を押し、無理して句仏上人のもとを訪ねて来られます。
病の身を押してでも句仏上人の元を訪ねて来られたのは「安心を問はん」為であります。
19歳の若さで肺を患い、自分が長くない事を悟った女性が自分の生きる意味とは何なのか、この先どうなるのか、病の身をどう受けとめたらいいのか。命懸けの問いを句仏上人に投げかけられたのではないでしょうか。
その命懸けの問いを投げかける女性に対し、ご自身の全力で応えられる句仏上人も含めて「秋悲し」なのだと思います。
これに触れる私たちもまた「秋悲し」と広がる世界があります。
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お寺の掲示板はそれぞれ色んな言葉が載せられています。瑞蓮寺の掲示板も以前は仏教書の言葉やご法話で話された言葉など載せていました。
現在は句仏上人の俳句を書いております。俳句を載せてから、通りすがりの方から俳句の説明を求められたり声をかけて頂く機会が増えました。
また私自身、俳句を選びながら季節感を感じたり、日々の生活の中でお念仏と共に生きておられる句仏上人が感じられて私の喜びともなっております。
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