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言葉
偶感
咲くも散るも 花の外なる 我が世かな
句仏上人の俳句

解説
十年以上前から句仏上人の俳句をお寺の掲示板に書かせてもらっています。俳句を載せるようになってから色々な感想を頂き励みになっています。「偶感」という題で4月に桜の花などご覧になり感じられた一句だと思います。
花が咲いて散るのは、花を取り巻く環境によって左右されます。気温が上がれば花が咲き、風が吹けば散っていきます。そこに花の意思が入り込むことはありません。これは私たち人間にも当てはまるのではないでしょうか。
「自然の摂理の中では自分もひとつのパーツです」とおっしゃった方がいます。私たちは人生を自分で舵とっているように錯覚しますが、出会いも別れも選ぶことはできません。花と同じように私たちも縁によって人生を歩んでおります。
作者ではないので想像するしかありませんが句仏上人が自分の思いを超えた「我が世」の中で、今まさに咲いているこの一瞬を深くお慶びになって詠まれた一句のような気がします。
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