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言葉

遠忌参りにや 心急く様の 稲扱きや

句仏上人の俳句

解説

句仏上人が北陸とか地方のご遠忌に足を運ばれた時のものではないかと思います。農家にとって稲刈りの時期は家族総出でとても忙しく大変な最中、お寺でご遠忌の法要が務まっている。稲扱きをしながらも少しでも早く済ませてお寺にお参りしたいというご門徒の気持ちを「心せくさま」と詠まれたのでしょう。この句から、句仏上人が日々の暮らしを送る中のお念仏を喜んでおられるご門徒をよくご存知なのだなぁと思います。

​紹介者
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解説

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コメント

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お寺の掲示板はそれぞれ色んな言葉が載せられています。瑞蓮寺の掲示板も以前は仏教書の言葉やご法話で話された言葉など載せていました。
現在は句仏上人の俳句を書いております。俳句を載せてから、通りすがりの方から俳句の説明を求められたり声をかけて頂く機会が増えました。
また私自身、俳句を選びながら季節感を感じたり、日々の生活の中でお念仏と共に生きておられる句仏上人が感じられて私の喜びともなっております。

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